時事ネタ帳

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北朝鮮の国際政治への配慮が懸念されている

韓国政府が発表した情報によると、北朝鮮で失脚が報じられていた人物が処刑されたと報じられました。

 

これによって、ますます独裁国家としての道を歩むのではないかと懸念されています。そもそも、なぜここまで敏感に反応をしたのでしょうか。

 

ある情報機関の資料によると、この人物は、クーデターを起こす可能性が危惧されていたとのことです。北朝鮮の国民が苦しんでいることは、政府の責任である。だからこそ、この問題をしっかりと向き合うことで、苦しんでいる国民を助けることが可能。さらに言えば、国民が元気になれば、自国の状態や政治の状況を知ることができ、反発を誘発することができると考えるようになりました。そして、国民が立ち上がることでクーデターを発生することが可能である。そして、北朝鮮という国の内部を根底から変えようと考えていました。

 

これに対して、金第一書記は危機感をあらわにしました。このまま放置しておけば、自分の座がどうなるかを暗示したのだと言われています。この処刑された人物は、叔父にあたる存在です。それだけ権力が非常に強いことが言えます。その人物が内部抗争を考えているのであれば、強い危機感を感じることは無理ありません。

 

国際政治を考えてみると、日本と北朝鮮の関係というのは深いかかわりがあります。それだけどうしても、北朝鮮のニュースには強い関心を持っています。そんな中、今回の発表がありました。驚いたことが、内部抗争が始まろうとしていたことです。今まで、そういったニュースが北朝鮮から発言されたことはありませんでした。ここにきて、このようなニュースが世界中に発進されたのには、あるひとつの狙いがあるように感じます。

 

求心力が弱いのではと言われていた現在の総書記の存在感を内外に強くアピールをすることが目的ではないかと推測されています。そして、それは大きなアピールとなりました。独裁としての国家維持、国外から注目されるがための行為であるとの見方もあります。

 

しかし、一方でここまで弱気な一面を見せてきたことに対する危機感もあります。内外に強くアピールをすることで、存在感を一段と強く見せることになった今回の一件は、今後の北朝鮮情勢を考える上でも一段と強いものになります。それによって、今後どのような考えが発生するかは分かりません。しかし、この件によって、北朝鮮という国がますます孤立してしまったことは確かです。今後の動向が注目されます。