時事ネタ帳

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地方経済に役立つかもしれないアニメのパワー

明けましておめでとうございます。

 

昨年の記事に、慶応大大学院博士課程で住民の暮らしや文化を研究している院生が、アニメ聖地巡礼と地域活性化について取り組み、城端の魅力を掘り下げ、活性化に役立つ論文をまとめようと張り切っている内容の記事を見つけました。

 

今ではアニメは日本の文化とも言われておりまして、経済的にも効果をあげて社会現象となっております。その慶応大大学院生は神奈川県藤沢市から富山県南砺市城端町へ移り住んで研究をしているのですから、熱心さが伝わってきます。城端町は地元のアニメ制作会社があり、そのアニメ制作会社が手がけたアニメの舞台であったことから、そのアニメのテレビ放送以降アニメファンがたくさん訪れて来るようになっていったのです。

 

アニメの舞台になることによって地方経済が成り立ってくるのですから、今でのアニメのパワーは子供のためだけのものではなく、大人のファンもつくくらいのものとなり、世界中で注目されてくるようになってきました。アニメの技術は確かに日本はすごいと思います。そのアニメが地域活性化策となるようなヒントを見つけられるかもしれないと思い研究しているのですから、もうアニメは馬鹿にはできない大きな存在となってきていることを感じます。

 

私もアニメは子供のころから好きで、今でも面白いと思ったものは見ていることがあります。といいますのも、私も10代のころは漫画家になりたくて、色んなアニメや漫画を見て勉強をしていたのです。私が漫画家を目指していたころはあまり言うほど流行ることなく、オタクだけの世界にとどまり、あまり良い世界だと思われることも少なかったように感じられ、漫画家になりたくて漫画を描いていたことで馬鹿にされることもしばしばありました。なので、今のように世界中に知れ渡り、経済的にもつながるものになるとは、漫画家を目指していたころは思いもよりませんでした。

 

ドラマや映画で舞台となって、その場所へ観光する人が増えてくることはよく聞いたことがありましたが、今ではアニメの舞台となってもファンがやってくる時代となってきたのだということで、時代が変わってきたのかと感じます。その新聞記事に掲載されていた慶応大大学院生の研究の論文で、アニメが地方経済に役立てられるような活動をすることができるように進めば、より地方は活気付いてくるのではないかと思います。なので、これからこの院生の研究の進み具合が気になるところもありながらも楽しみに感じているところもあったりします。