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サッカーW杯ブラジル大会の展望と日本の目標

12月6日に行われたサッカーワールドカップの予選組み合わせで、日本はC組に入り、コロンビア、ギリシャ、コートジボワールと同じ組になりました。ブラジルやオランダのようにワールドカップで優勝した経歴があるような強豪国はありませんが、他の国も日本と同じくらいの実力を持っており、どこの国も予選突破の可能性があるグループに入ったと言えます。

 

比較的恵まれたグループに入ったとの意見が有力ですが、実際は2位争いが激戦のグループに入ったと言えます。特に、3国とも日本との対戦経験が少ないので、データも多くありません。残された数ヶ月間で、自国の選手選考はもちろんのこと、相手国の研究も大切になることは言うまでもありません。

 

具体的に日本と同じ組に入った国の紹介をします。

まずコロンビアは、南米の予選を勝ち抜いてW杯進出を決めた国です。今回、C組のシードに選ばれたとおり、強豪国であり予選突破の筆頭候補だと言われています。コロンビアというと華麗な攻撃力という過去のイメージが強いですが、実際は守備力が非常に硬いチームです。実際、今回の南米予選でも最少失点で予選を終え、2位で通過を決めました。この守備の硬さを突破することが、勝利への秘訣です。

 

仮にコロンビアを相手に勝ち点をとれなかった場合、ギリシャとコートジボワールとの勝負になります。コートジボワールもコロンビアに次ぐ予選突破候補と言われています。確かに、個々の能力や身体能力は日本と同等かそれ以上ですが、組織に難があると言われており、かつ日本はアフリカ勢との対戦で分がいいデータもあり、必要以上に恐れる必要はありません。

 

逆に、グループの中でやや力が劣ると言われるギリシャが、危険な相手になります。ギリシャはヨーロッパ予選では苦戦したものの、恵まれた体力で押してくるパワープレーができるチームで、どちらかというと日本が苦手なタイプです。とはいえ、このギリシャ相手に勝ち点を落とすことがあれば、予選突破は難しくなります。

 

その意味では、日本にとって3国の中でも特にギリシャ戦が重要な試合になります。前回のサッカーワールドカップがベスト16で敗退したので、今回の最初の目標はベスト16の壁を突破になります。ブラジルは予選での移動距離も長く、時差もあるため選手にとっては厳しい環境で試合をすることになります。万全の態勢を整え、心身ともに充実した状態で本番を迎えれば、良い結果を得られる可能性が高くなります。

 

また、お隣の韓国も比較的良いグループに入ったと言われています。国民は予選突破ムードでいるようです。ただ、ベルギー、ロシアと侮れない相手がいるのと、アルジェリアという不気味な存在がいます。ワールドカップクラスになると、簡単な試合は一度もないので、どんな相手でも敬意を払うことが必要だと感じます。


2014 FIFA World Cup qualification in Brazil ワールドカップ ...